暮らし・契約の整理

死亡後の電気・ガス・水道|名義変更・解約と4市の窓口

期限
全国一律の法定期限なし。継続・停止を決めて早めに連絡
手続き先
電気・ガスは契約会社、水道は住所を給水する事業者

まず検針票・請求明細から実際の契約先とお客さま番号を確認します。住み続ける場合は名義・支払方法を変更し、使わない場合は遺品整理や設備の凍結防止が終わる日を見て停止します。名義変更で未払料金等の債務も引き継ぐ場合があるため、旧契約の精算後に新規契約する方法との違いを事業者へ確認してください。松戸市の水道は市営・県営・流山市営の区域があります。

No.37 電気・ガス・水道の判断早見表

状況
基本対応
家族が居住
供給を止めず、実際の使用者へ名義と支払方法を変更
空き家・退去
清掃・内覧・凍結防止等の終了後に停止日を設定
未払料金あり
債務承継を伴う名義変更か、精算後の新規契約か確認
電気・ガス
請求書記載の契約会社へ連絡。地域名だけで判断しない
水道
住所の給水事業者へ連絡。松戸市は3事業者の区域あり
相続放棄を検討
故人の債務を支払う・承継する前に弁護士等へ相談

名義変更で未払料金まで引き継ぐかを先に確認

名義を変えるだけに見えても、契約上の債権債務を新名義人が承継する場合があります。東京電力エナジーパートナー、東京ガス、柏市・千葉県営水道の公式案内はいずれも、債務を引き継がない場合に旧契約の終了・精算と新規契約を分ける考え方を示しています。

実際の取扱いは契約先ごとに確認し、相続放棄を検討中なら同意・支払いの前に専門家へ相談してください。

ライフラインを変更・解約する8STEP

1

検針票、請求メール、通帳・カード明細から実際の契約先を特定する

2

お客さま番号、供給地点特定番号、メーター番号を控える

3

住宅を継続使用する期間と、清掃・内覧・退去等の日程を決める

4

電気・ガスの契約会社と住所を給水する水道事業者へ死亡を連絡する

5

債務を承継する名義変更か、停止・精算後の新規契約か確認する

6

新名義人、支払方法、停止希望日、最終請求先を届ける

7

給湯器・警備・浄化槽・凍結防止等を確認して停止順を決める

8

最終請求と新契約の初回請求を照合し、受付記録を保管する

死亡後の電気・ガス・水道で最初にすること

検針票、請求メール、通帳・カード明細から、故人が実際に契約していた電力会社・ガス会社と、水道の供給事業者を確認します。地域名だけで電気・ガスの契約先を決めつけず、水道も松戸市内では住所により事業者が異なるため、請求書のお客さま番号と連絡先を先に控えてください。

住み続ける場合は供給を止めず、今後の使用者へ名義と支払方法を変更します。空き家・退去にする場合も、遺品整理、清掃、内覧、凍結防止等が終わる日を確認してから停止日を決めます。口座やカードを止めただけでは、ライフラインの契約は終了しません。

名義変更と「停止・精算後の新規契約」の違い

名義変更で、故人の契約上の権利だけでなく未払料金等の債務も新名義人へ引き継ぐ取扱いがあります。東京電力エナジーパートナーは、逝去による継承等の名義変更では現在請求中の支払いも新しい名義へ引き継ぎ、引継ぎを希望しない場合は旧契約の終了と新規契約が必要と案内しています。

東京ガスも、同居家族への名義変更では契約に関する債権債務を承継し、債務を引き継がない場合や別居家族・第三者への変更は、旧契約を終了して新規契約を申し込む案内です。これは各社共通と断定せず、実際の契約先へ次の3点を確認します。

  • 名義変更で未払分まで引き継ぐのか
  • 旧契約を精算して、新しい使用者が新規契約できるのか
  • 支払方法・料金プラン・セット割がそのまま続くのか

誰が手続きするか

同居家族、相続人、建物を管理する人などが、各事業者へ死亡を連絡します。継続利用する契約の新名義人は、今後その場所を実際に使用・管理し、料金を支払う人にします。賃貸住宅を退去する場合は、管理会社と明渡日を確認して停止日を合わせます。

市営・県営住宅で住み続けるかを検討している場合は、公営住宅の名義人死亡後の承継条件と窓口も確認してください。住宅の手続きとライフラインの契約先をそれぞれ整理できます。

期限と停止のタイミング

契約者の死亡から全国一律で何日以内という法定期限は確認できません。ただし、死亡者名義の口座・カードが使えなくなると支払いが滞るため、継続か停止かを決めて早めに連絡します。水道の案内は地域で異なります。

  • 野田市:開始・中止・名義変更はいずれも「すみやかに」と案内。中止届がないと未使用でも基本料金がかかります。
  • 柏市:おくやみガイドは死亡後すみやかにと案内。使用中止日が決まっている場合は3日前までに料金センターへ連絡します。
  • 流山市:使用中止は7日前までにお客さまセンターへ連絡する案内です。
  • 松戸市:市営・県営・流山市営のどの給水区域かを確認し、実際の水道事業者へ早めに連絡します。

これらは主に使用中止・名義変更の行政案内で、死亡後のすべてのケースに同じ提出期限があるという意味ではありません。予定日が迫っている場合は、先に電話で相談してください。

電気の手続き

請求書やマイページで、小売電気事業者、お客さま番号、供給地点特定番号、料金プランを確認します。契約先は東京電力エナジーパートナーとは限りません。住み続けるなら名義・連絡先・支払方法を変更し、使わないなら停止希望日と最終請求先を指定します。

太陽光発電の売電がある家は、電気の使用契約と売電契約が別のことがあります。使用契約の停止だけで終わらせず、売電明細・認定情報・振込先も別に確認します。

ガスの手続き

東京ガスの死亡時案内は、今後使わない場合は使用停止、引き続き使う場合は名義変更を案内しています。都市ガス・LPガスとも、検針票に記載された実際の契約先へ連絡してください。

ガスの停止・再開は、メーターの場所、オートロック、屋内機器等により訪問や立会いが必要な場合があります。冬季は給湯器の凍結防止に電源・水抜きが関係するため、電気と水道を先に止める前に、機器の説明書、ガス会社、管理会社へ確認します。

水道の手続きと4市の管轄

水道は電気・ガスと違い、住所ごとに供給事業者が決まります。お客さま番号が載った検針票・領収書を準備して、名義変更または使用中止・精算を申し込みます。

  • 野田市:野田市水道部お客様センター。名義変更は現在・新しい使用者名、お客さま番号、使用人数等を伝えます。
  • 柏市:柏市上下水道局料金センター。債権債務を引き継ぐ場合は名義変更、引き継がない場合は使用中止・料金精算後に改めて使用開始です。
  • 流山市:流山市上下水道局お客さまセンター。名義変更は電話で相談できます。
  • 松戸市:市内は松戸市営水道、千葉県営水道、根木内の一部の流山市営水道に分かれます。住所または検針票で事業者を確認します。千葉県営水道も、債権債務を引き継がない場合は使用中止・精算後の使用開始を案内しています。

野田・柏・流山・松戸の水道窓口

電気・ガスは請求書記載の契約会社、水道は給水区域を担当する事業者が窓口です。松戸市は住所により水道事業者が異なるため、検針票または給水区域の公式案内を確認してください。

野田市

野田市水道部 お客様センター

使用者名義変更・使用開始・中止・料金精算

柏市

柏市上下水道局 料金センター

名義変更、使用中止・精算、使用開始

流山市

流山市上下水道局 お客さまセンター

名義変更、使用開始・中止、料金精算

松戸市

松戸市営/千葉県営/流山市営を確認

松戸市営は047-383-2100。県営は0570-001-245(利用不可時043-310-0321)。根木内の一部は流山市営

管轄・電話番号・制度の確認日:2026-08-28。申込み前に検針票とリンク先の最新案内をご確認ください。

必要書類・確認する情報

  • 故人の氏名、住所、死亡日
  • お客さま番号、供給地点特定番号、メーター番号
  • 使用場所と契約中の料金プラン
  • 新名義人・支払者の氏名、住所、電話番号
  • 名義変更日または停止希望日
  • 最終請求の送付先と精算方法
  • 死亡確認書類、相続関係書類等(事業者から求められた場合)

戸籍等が必ず必要とは限りません。電話・Webだけで済む場合もあるため、先に事業者へ必要事項を確認してから取得します。

費用

名義変更・停止の手数料、最終精算、再開・設備工事、契約期間中の解約金等は事業者・料金プラン・設備で異なります。手続き自体が無料と一律に決めつけず、未払料金、違約金、訪問費用の有無を申込み時に確認します。

支払方法と最終請求

死亡者名義の口座やカードをそのまま使えるとは限りません。名義変更時に支払方法も変更し、旧契約の最終請求と新契約の初回請求が重なる期間を確認します。請求書は保管し、死亡前の未払分と死亡後の使用分を区別できるようにします。

引落し元の整理は、死亡後の銀行口座の手続きとクレジットカードの解約・継続決済の確認を参照してください。

相続放棄を検討している場合

供給停止や漏水防止等の緊急連絡は必要ですが、故人の未払料金を遺産から支払うことや、債務承継を伴う名義変更への同意は、相続放棄との関係を慎重に判断する必要があります。継続使用する家族自身の利用分と故人の債務を分け、財産を動かす前に弁護士等へ相談してください。

空き家にする場合の停止順

  1. 遺品整理、清掃、売却査定、内覧、退去立会いの日程を決める
  2. 警備、浄化槽、排水ポンプ、凍結防止ヒーター等に電気が必要か確認する
  3. 給湯器や配管の水抜き・凍結防止方法を設備業者へ確認する
  4. ガス閉栓と最終請求を手配する
  5. 水道・電気の停止日を作業終了後に設定する
  6. 停止後の郵便、漏水、防犯、定期巡回の担当者を決める

常に「ガス→水道→電気」の順と決まっているわけではありません。住宅設備と季節、管理予定に合わせて各社へ相談します。

自分でできるか

契約先とお客さま番号が分かれば、多くは遺族自身で連絡できます。複数物件がある場合は、所在地、事業者、名義、連絡日、停止日、最終請求先を一覧にして二重申込みを防ぎます。

専門家へ相談した方がよいケース

  • 相続放棄を検討中で、未払料金や保証金がある
  • 事業用・賃貸用の複数契約や高額な滞納がある
  • 太陽光発電の売電契約、蓄電池、リース設備がある
  • 相続人間で建物の管理者や費用負担が決まらない
  • 空き家の凍結、漏水、火災・防犯リスクが高い

注意点

  • 口座停止=解約ではない:契約先へ名義変更・停止を申し込みます。
  • 契約先を推測しない:請求書・検針票の会社名とお客さま番号を確認します。
  • 債務承継を確認:名義変更で未払料金まで引き継ぐ場合があります。
  • 停止日を急がない:清掃、内覧、凍結防止等に必要な供給を確認します。
  • 松戸市の水道管轄に注意:市営・県営・流山市営の区域があります。
  • 井戸・下水道も確認:井戸水使用人数の変更や下水道のみの届出が必要な場合があります。

よくある質問

死亡者名義のまま使い続けてもよいですか

支払口座の停止や本人確認で滞るおそれがあります。実際の使用者へ早めに変更し、支払方法も登録してください。

名義変更すると未払料金も引き継ぎますか

事業者と手続き方式によります。債権債務を承継する名義変更か、旧契約を精算して新規契約にするかを、同意前に確認します。

松戸市なら水道はすべて松戸市水道部ですか

いいえ。松戸市営水道、千葉県営水道、根木内の一部の流山市営水道があります。検針票または公式の給水区域案内で確認してください。

空き家なら電気を最初に止めればよいですか

警備、凍結防止、浄化槽、排水ポンプ、清掃等に電気が必要な場合があります。設備と作業日程を確認して停止日を決めます。

戸籍や死亡診断書は必ず必要ですか

一律ではありません。お客さま番号等だけで受け付ける場合も、死亡確認書類を求める場合もあるため、契約先へ先に確認します。

関連する相続手続き

参考にした公式情報

情報確認日:2026年9月12日

契約先、債務の扱い、必要情報、訪問・立会い、料金、給水区域は変更されることがあります。申込み前に、検針票に記載された事業者の最新案内を確認してください。